中国の住所表記

このページでは、中国の「住所」について記載しています。

中国に行ったことのある人なら知っていると思いますが、中国の住所は「道の名前」で記されます。

中国語での「道」はおおかた ○○路 と言う風に呼ばれますが、○○の部分は地域の名前が入っています。

 

有名な道だと 北京路、上海路、武漢路 などです。 住所になると、 上海路1200号 とか 北京路123号 とか、道の名前の後に番号が入ります。

 

道を基準に場所を考えるので、タクシーに乗った時とかも 「北京路と上海路の交差点あたりまで」 と言う風に伝えると、運転手さんもすぐに場所がわかります。

 

日本の場合、住所は番地で区切っているので「○○丁目○○番地○○号」などの表記になり、今一つわかりにくいです。それに対して、この中国の住所表記は非常にわかり易いですよね。
ちなみに、道の名前は ○○路 のタイプだけでなく、 ○○街 と呼ばれる道もあります。

「街」は日本でもお馴染みの「商店街」と同じ感じです。「○○路」は普通の道路ですが、「○○街」は商店や飲食店が並んでいる事がほとんどで、とても賑やかです。

もし中国に行く機会があったら、こんな事を気にしながら街を見てみると面白いかも知れません。

 

ちなみに、この中国の住所について「郵便の出し方」についてよくお問い合わせを頂くのですが、これは日本とほとんど同じです。

宛先には

  • 郵便番号(6桁の郵便番号。中国語で “邮编” と書きます)
  • 国(中国)
  • 市、町、村
  • 建物名、部屋番号
  • 受取人(名前の後に敬称を入れます。男性なら”先生” 女性なら”女史”が一般的です。)

を記載すればOK。

中国は漢字文化なので、すべて漢字で記載します。あ、でも郵便番号はローマ数字で大丈夫です!

送り先の住所と相手の名前はわかっているはずですので、そのまま記載すればOKです。

 

こんな感じになります

邮编:123456

中国○○省○○市○○区○○路○○○○号(アパートなどの集合住宅は、この後に建物名から部屋番号までを記載します)

○○先生(または “女史”)

※先生、女史は「~さん」と言うような、敬称です。男性なら〇〇先生、女性なら〇〇女史、になります。

 

こんな感じで大丈夫だと思います。 当然ですが、日本と同じく、ご自身の住所と名前も書いて下さいね。

 

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