「北枕」は、実は身体に良いと言う噂
こんにちは、Seanです。
日本では「北枕」は縁起が悪いとされていますよね。
しかし、地球を流れている磁気の関係で、実は北枕は身体に良いみたいな事を聞きました。
中国では「死んだ人を北枕に寝かせたら生き返った」なんて故事もあるようです。
まぁ本当に人が生き返ったかどうかは定かではありませんが、これは北枕が「身体に良いこと」を伝えたい故事であるような気がします。
では、身体に良いとされている北枕はなぜ日本では縁起が悪いのでしょうか。
Wikipediaに詳細が書いてありましたので、記事を一部抜粋して紹介します。
仏教の祖である釈迦が入滅の際、北の方角へ頭を置いて横になった“頭北面西”(ずほくめんさい)といわれることから来ている。これは仏教が将来、北方で久住するという考えから“頭北”が生まれたものである。ただし、この説は北伝の大乗仏教のみで後代による解釈でしかない。
日本では釈迦の故事にちなみ、死を忌むことから、北枕は縁起が悪いこととされ、死者の極楽往生を願い遺体を安置する際のみ許されていた。(Wikipediaページより一部抜粋)提供元:Wikipedia – 北枕(2016.3.22)
ようするに、仏教の故事で 「北枕 = 死」 の構図になり、縁起が悪いとされてきたみたいですね。
逆に身体に良いとされる説明も同ページに記載されていたので、こちらも一部抜粋して紹介します。
北枕は、心臓への負担を和らげるため体にいいとされる考えがあり、『釈迦が北へ枕を向けたのもそのため』とする説もある。
風水では頭寒足熱の理にかなった「運気の上がる寝方」とされており、「頭寒足熱」説は体にいいとされる根拠の一つとなっている。また、「頭寒足熱」説以外に「地球の磁力線に身体が沿っていることによって血行が促される」とする説も存在(Wikipediaページより一部抜粋)提供元:Wikipedia – 北枕(2016.3.22)
内容を見てみると、どうもこれらは「仮説」で確証はとれていないようですが、上述した様に「磁気の流れ」が身体に良いとする説、「頭寒足熱」の根拠の1つになったと言う説があるようです。
確証はないにしても、恐らく昔の人の経験とか体感から来たものでしょうから、「北枕は身体に良い」と言うは概ね信じても良さそうです。
まぁでも、縁起をかつぐ人はやってても気分が悪いでしょうから、無理にする必要はないと思います。
結局のところは「気の持ちよう」なところもあると思いますからね。