方向感覚

こんにちは、Seanです。

 

突然ですが、私は方向感覚がまったくありません。

地図を見る事は出来ますが、方向の感覚をたよりに目的地に向かうと、ほぼ100%の確率でたどり着きません。

あまりにもヒドイので、ちょっとここで書きたくなりました。(汗)

 

人間は原始時代にまで遡ると、食料を確保する為男性は狩りにでかけ、女性は家で家事をして男性の帰りを待っていたと言われています。

この時、狩りにでた男性は当然今の様にカーナビゲーションやらiPhoneの地図アプリとかはありませんから、カンと言うか方向感覚を頼りに帰宅するしかなかったはずです。

そこで、方向音痴の男性は生きて帰って来られないので、自然と方向感覚の強い男性が生き残り、その遺伝子が今に伝わっていると考えられています。

一般的に女性に方向感覚がないのもこの為と言われていますが、現代に生きる男性(私)が方向音痴なのは一体なぜなんでしょうか??

 

まぁ現代では地図やナビゲーションなど便利なアイテムがたくさんありますので、私のような男性もどんどん出てくるかも知れません。

それにしても私の方向音痴っぷりはヒドイです。

 

近所でも、少し奥まったところに入ってしまうと、もう感覚だけでは抜けだせません(笑)

カンで進んでいると、想定していないとんでもない所に出てしまうのです。

 

昼間は太陽が出ているので、だいたいの方角はわかります。

地図があれば、もちろん現在地さえ把握できれば方向もわかります。

 

しかし、これは位置や方向の情報を元に判断しているのであって、私が元々備え持った「方向感覚センサー」は全く使えていません。

 

昔、夜友人とドライブをしていて少し離れたところに行った時の話です。

少し離れたといっても、電車で言うと家から6駅分くらいです。

 

この時お遊びの気持ちで 「今日はSeanの方向感覚だけで帰ってみよう」 と言う事になりました。

友人がドライバー、私が助手席。

曲がり角に来る度、私が「ここは左」とか「これは右」とか言って運転して貰うわけですが、そんな調子で1時間ほど走った時にある事に気が付きました。

「今日はSeanの方向感覚だけで帰っていみょう」と言って出発したところに戻ってきてしまったんです。

これ実話です。

ちょっとしたホラーですよね。(笑)

 

そんな事があったので、もう私は 「自分の方向感覚を信じるのはやめよう!」 といつも思うのですが、やはりちょっとした所で出かけると、カンで進もうとして必ず道に迷います。

出来ないとわかっていても、どうしてもカンで進みたくなっちゃうんですよね。

ないものねだりなんでしょうけど・・・

 

以前人気お笑いコンビ「さまぁ~ず」さんのトークライブを見た時、大竹さんが三村さんに言ってました。

「道を歩く時は常に自分を上から見てれば良いんだよ」 と。

大竹さんは方向感覚に優れていて、三村さんは私のように方向感覚が弱いようなのです。

そこで三村さんは 「だって俺自分を上から見たことねーもん!」 と言ってましたが、まったく同意見です。(笑)

 

自分を上から見れる人って言うのが、方向感覚の鋭い人なんでしょうね。

 

私も歩く時、たまにその言葉を思い出して 「よし!今から自分を上から見てみよう!」 とか思うのですが、3分後にはもうそんな事忘れてしまってます。

 

結局、自分にとって「方向感覚」はそれほど必要なものではないのかも知れません。

もし、「方角がわからなければ生きて帰れるかわからない」と言う切羽詰まった状態であれば、必死になって道など記憶するでしょう。

 

特に現代は携帯電話で現在地と目的地、さらには行き方まで調べればわかってしまう便利な世の中です。

人間の道を覚える能力はどんどん衰退していくのかも知れませんね。

 

そんな私のある意味優れた方向感覚の話でした!