転職歴50回以上の男が語る面接の話

高層ビルと青空

 

こんにちは、Seanです。

タイトルの「転職歴50回以上の男」と言うのは、恥ずかしながら私の事です。。

 

私は転職肯定派なので、仕事をしていて「自分に合わない」「やりがいがない」等感じたらバンバン職場は変えて良いと私は思っていますが、それにしても50回を越える転職は流石に多いかなぁと反省する部分はあります。

 

もっと早い段階で「意味のある転職」をする事が出来ていたら、もっともっと数は少なくて良かったかなと思います。

 

さて、私の反省はさておき、そうは言っても50回以上転職した経歴のある人は、なかなかいないのではないでしょうか。

 

 

転職をこれだけしていると言うことは、面接で落ちた会社は少なくとも倍以上、ちゃんと記録をしていないのではっきりとはわかりませんが、感覚的には4~5倍、すなわち、200~250回くらいはこれまで面接を経験しているような気がします。

さらに、これはオマケ要素ですが、私は現在経営者として活動している為、今度は人を採用する側に現在立っています。その視点からも少しお話出来るんじゃないかなぁと思とも思っています。

 

面接時に手応えはあったけど不合格だった場合、その逆の面接時に反応がイマイチだったけど合格した場合、とか、状況は様々ですが、私の面接に対する経験からの感覚が見てくている方の少しでも参考になれば幸いです。

 

 

身だしなみ

 

身だしなみについては、この手の話をしている本やサイトでも必ず出てくる最重要項目です。

まず、面接に限りませんが、人は パッと見た第一印象 で人を判断します。

ある筋(?)の情報によると、人の第一印象は1秒以内に決まるそうです。

その後の印象は、もちろんその人の話し方、ちょっとしたしぐさ、姿勢や表情などでだいぶ変わっては来ると思いますが、一発目のインパクトは相当大きいので、ここで良い印象でいて悪い事はありません。

 

面接時に「ラフな格好でOK」と書かれている場合でも、出来る限りスーツを着用した方が良いと私は思っています。

明らかに見た目は「ビシっ」としますし、清潔感もあり、スーツが好印象である事は間違いありません。

「ラフな格好でOK」と書いている企業は、面接に来る方が事情によりスーツを着用出来ない方(転職活動を今の職場に知られたくない場合など)に気を使っているケースが多いと思います。

企業側は、一般的にはオフィスビルの一角に事務所を構えている為、他企業の目もあります。

ラフな格好の若者が大勢出入りするより、ビシっと決まったスーツを着た若者が大勢出入りしていた方が対外的にも印象が良いはずです。

「ラフな格好でOK」の本当の意味は「仕方ない場合は、ラフな格好でもOK」と言う意味で捉えていた方が無難でしょう。

 

何より「見た目を気にする」と言う事は、「見た目」に 労力を割いている と言う事です。 ラフな格好をするのは着替えも楽、移動も楽、特に考え得る事もなく頭も使わないので、いろいろな面において楽をしているとも言えます。

 

まだ入社もしていないけど、その会社の面接の為に労力を割けるかどうかと言うのも、採用のポイントになると思います。(これは服装だけに限りませんが…)

楽をするのは簡単ですが、その「楽」をした事は相手にばれますので、面接を受ける場合は印象がプラスに働く事はないと思って良いのではないでしょうか。

 

 

時間

掛け時計

 

時間についても、良く言われる話なので今更私がと言うところではありますが、せっかくの機会なので一応記載しておきます。

当たり前ですが「遅刻は厳禁」です。

私が採用する側だった場合ですが、のっぴきならない事情(交通事故に遭うなど)でない限り、例えどんなに有能であったとしても不採用にします。面接のような重要な場面で遅刻してしまうような人物は、就業が決まった後も遅刻をする可能性が高いからです。

万が一やむを得ず遅れてしまう場合は、遅刻がわかった時点(その可能性がある場合も含む)で面接会場にその旨伝えましょう。

場合によっては、遅刻した場合その日は面接に参加出来ない事もありますので、この点においても注意が必要です。

 

かと言って、早く来すぎるのもあまり良くありません。 遅刻よりはマシ、程度だと思います。

企業側にも準備があり、あまり早く気過ぎるとせかされた感じがあり、印象は良くありません。

これは私の感覚値で申し訳ありませんが、到着は15分前、ロビーや廊下付近で待機、5分前に受付。

これくらいが非常に良い感じだと思います。

 

 

話し方

 

面接での話の内容は、実際面接をしている企業の社風などによっても左右されてきますが、どの企業でも共通しそうな所をここでは書いていきます。

まず、声は大きく。 これは結構重要なポイントだと私は思っています。

私は声がかなり大きいのですが、実際、「声の大きさで採用した」と言われた事もあります。

声が大きいと、自信があるように周りからは見えます。

逆に、声が小さいと自信がなさそうに見えるし、正直声が聞き取れないくらいの小ささだと、聴く側がかなりの神経を使わなければいけない ので、非常に印象が悪いです。

話す内容はどちらにしても変わらないので、声は大きく話す意識は持っていて損は無いと思います。

でも叫ぶ感じにはしないでね…(しないか!)

 

 

面接中の動き

ガラステーブルで会話する女性

 

人と話をする時は目を見て話すのが基本ですが、かと言って凝視するのも何だか変です。

と言っても、ずっとそっぽを向いて話をするのは論外…

非常に難しいですが、基本は目を合わせての会話です。その上で、たまに視線をずらす技も必要だと思います。

これは日常から訓練しておいた方が良いかも知れません。

姿勢も良くしていた方が良いのはあたりまえですが、それとは別で、会話中はなるべく動作を大きくした方が好印象だと思います。

上の「声を大きく」と基本的な概念は同じです。身振り手振りが大きいと、自信があるように見えるし、見ている方が明るくなります。

 

そして、聞きたい事(仕事の具体的な内容とか、残業の有無、など)はハッキリと聞いた方が良いです。

これもやはり積極的な印象を受けます。

 

それと、面接中はメモをすぐに取れるようにして置くと良いと思います。

入社後に必要になりそうなキーワードを面接官が面接中に話す事があります。

その時、きちんとメモをとっていると好印象(仕事が出来そうなイメージが出来る)ですし、実際に入社後使う事なので、合格した後楽になります。

 

準備・心構え

OKサインをする笑顔が素敵な女性

 

大雑把ではありますが、面接時に望む姿勢はだいたいこんな感じではないでしょうか。

後は面接を受ける会社の事を良く知って置いた方が良いです。

何を扱っている会社なのか等はすでにわかっているとは思うので、事前に知っておきたい重要な項目は「企業理念」です。

この企業理念によって、「この会社が何を重要視して、何を求めているか」がわかるからです。

また、転職をする場合は何かしらの目的を持っているはずなので、「面接先の企業を転職先に選んだ理由」は明確にして置いた方が良いと思います。

面接官も入社の動機がハッキリわかると採用しやすくなります。

もし「社長を尊敬しているので、なるべく近くで経営を学びたい」とか、「この商品に出会えて人生が変わった、こう言う商品を作れるような人物になりたい」など、企業を褒めつつ自分の成長にもつながる理由があれば、私が面接官なら即採用です!

ただし、口からのでまかせは良くないです。転職の理由は本心のものにして下さい、嘘はその場はしのげても、入社後に苦労する事になります。。

 

それと、面接ではプライベートの趣味の事など聞かれる事もあるので、その企業にとってプラスになるような趣味があると尚良いですね。

私の場合は少し特殊ですのであまり参考になりませんが、私はパソコンが大好きなので、コンピュータープログラミングやサーバー、ネットワーク知識など、一般的な企業に必要な趣味があったので、これはどこの面接でも有利に働きました。

 

 

とりあえず、今考えられそうな事を書いてみましたが、今後も何か気がついた事があれば随時修正・追加していきます。

 

転職は自己成長、自分の未来の幸せの為には欠かせないものだと私は思っています。

あなたの転職が、より良いものになる事を祈っています!