GOOGLE囲碁ソフトが世界トップ棋士に勝利!
こんにちは、Seanです。
GOOGLEの開発した囲碁ソフト 「アルファ碁」 が世界トップクラスの囲碁棋士「李世●九段」に勝利!(●は石の下に「乙」)
将棋やチェスは既にプロ棋士もコンピューターに敗れており、この囲碁のニュースはそんなに驚きはないと思われるかも知れません。
しかし、囲碁は将棋やチェスと違い、自由度がものすごく広い為、コンピューターが人間に勝利するのはまだまだ先だろうと言われていました。
私も囲碁ソフトを持っていますが、このソフトはアマチュア初段のレベルで、私と打つと勝ったり負けたりです。
世界トップ棋士のレベルは当然こんなものではありません。
アマチュアの段位とプロの段位は天と地ほどの差があります。
アマチュア10段とプロ初段が大体同じ位の強さだと思います。(たぶん)
今回アルファ碁が勝利したのはプロ9段です。
そして、プロの段位は9段が最高なので、単純に数字だけで強さが測れるものでもありません。
ちなみにですが、タイトルで「10段」はあります。このタイトル10段を所持している人だけが、唯一プロ10段となります。
将棋やチェスなどはコマの動きが決まっており、コンピューターの有利な「計算力」を使いやすかったのですが、囲碁は「計算力」ももちろん必要ですが、「発想力」も多く必要とされます。
その為、囲碁ソフトはプログラミングが非常に難しいと言われていました。
今回のこのGOOGLEアルファ碁のすごいところは、囲碁の手をプログラム入力で作られたのではなく、打ち方の学習が出来ると言う点。過去のプロの棋譜を10万局以上読み込ませ、学習させたと言う事です。
学習能力を持ったコンピューター・・・
昔見たSF映画の様な世界は、実はもうすぐそこまで来ているのかも知れません・・・
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