禁煙のススメ その2 私の体験談
こんにちは、Seanです。
前回の記事:禁煙のススメ その1 理由 で「煙草はなぜ止めたくても止められないのか」を書きましたが、ここでは引き続き、私の禁煙体験を元に、効果のありそうな実行方法を記載していきます。
前回の記事では、禁煙が続かない本当の理由は 「禁断症状への恐怖」が、「金銭的ダメージ」、「身体的ダメージ」、「周囲や環境へのダメージ」を全部プラスしたパワーよりも上回っているからだと書きました。
禁断症状への恐怖 > 金銭的ダメージ + 身体的ダメージ + 周囲や環境へのダメージ
と言うことは、何か1つでも、総合的にでも何でも良いので、何かのパワーが禁断症状への恐怖から来るパワーを上回れば、禁煙は継続できると言う事になります。
禁煙しなければならない強烈なパワー(必要性) > 禁断症状への恐怖
私の禁煙が継続出来たのも、禁煙しなければならないパワーが上回ったからだと思います。
まず、私が禁煙をしなければならなかった最も大きな理由は、「身体的な問題」でした。
簡単に言うと、このまま煙草を吸い続けていたら死んでしまうと思ったのです。
夜、就寝時にふとんに入ると肺が激しく痛むのです。 激痛です、ズキンズキンと激しく肺が痛むんです。
しかもほぼ毎日。
何日くらい耐えたか忘れてしまいましたが、あまりにも激痛が続くので、「このままでは本当にヤバイ」と思いました。
こうなると、私の心は「死の恐怖」でいっぱいです。 死の恐怖です。
「死の恐怖」となると、まさに生命の危機ですから、いくら強敵「禁断症状への恐怖」と言えどもこれには流石に敵いません。
死の恐怖 > 禁断症状への恐怖
私は禁煙を決意しました。
死の恐怖が頭をよぎったとき、私を完全に支配し禁煙を決断させるに至りましたが、”禁断症状の恐怖” のヤツもなかなかの強敵です。
仕事をしている日中に攻撃を仕掛けてきます。
「夜に肺が痛くなったのはたまたまだ、だってほら、今は痛くないだろ?」
「肺が痛いのと煙草は何の関係ないかも知れない、それよりも禁煙のストレスの方が身体に悪いぞ」
こんなささやきが聞こえてきます。
肺の痛みがない昼間では、「死の恐怖」は少し弱くなります。恐らく現実味が薄れるからでしょう。
逆に、「禁断症状の恐怖」は日増しに強くなり続けます。 何しろニコチンを体内に取り入れていないので、禁断症状は既に始まっており、それが時間の経過と共に強くなっているのです。
禁断症状の恐怖と戦う為に、私はいろいろな武器で応戦しました。
いくつかありますので、1つずつ紹介していきます。
<煙草が我慢できないくらい吸いたくなった時の対処行動>
- ウィスキーをストレートで一気飲み
- 禁煙パイポを肺に響くまで一気に吸い込む
- 自販機で煙草を買い、そのまま握りつぶして捨てる
これらについての詳細は次回の記事(禁煙のススメ その3 決行!)で紹介していきますが、これらの武器で応戦した結果、禁煙戦争は終焉を迎えました。
禁煙中は禁断症状の恐怖との戦いでしたが、毎晩夢を見たのを覚えています。
夢の中でいろいろな事件が発生するのですが、最後に煙草を吸ってしまうのです。
いろんなパターンはあるのですが、夢の最後は結局煙草を吸ってしまうと言う落ちで終わります。
禁煙してるのに煙草を吸ってしまって「あ~ とうとう吸ってしまった・・・」 と言う絶望感で目が覚めます。
まさに悪夢ですが、これは、健康な肉体と、禁断症状とが戦っている証拠です。
禁煙をはじめて、この夢をみはじめたら禁断症状との戦いに突入したのだと思って下さい。
戦いが始まれば、後は勝つだけです!
次回はこの戦いの私なりの勝ち方を記載していきます。
ご興味のある方は是非覗いていってみて下さい。
次の記事:禁煙のススメ その3 決行!