転職について考える

私は今まで転職を繰り返し、いろいろな職業についてきました。

転職をするにあたっては、ものすごいパワーが必要ですし、リスクを負う場合もあります。

しかし、それでも私が数多くの転職をして来たのは、私が普通の人と比べて、”新しい何かをする事” に抵抗がないタイプの人間だからだと思います。

 

昔は、「転職をせず1つの会社にずっと務め、その会社に骨を埋める」と言う事が美学とされていました。

しかし、現在では転職は当たり前の時代になっています。

 

私は自分でも数多くの転職をした身ですから、当然転職は肯定派です。

と言うより、今の世の中、転職は必須だとさえ私は思っています。

 

もちろん、初めて務めた会社が自分にとって素晴らしい場所であれば、転職する必要は全くないと思います。

しかし、初めて務めた会社が自分にとって最高の職場だと言うのは、確率で言っても相当低いのではないでしょうか。

 

一日の大半を過ごす場所 = “職場” どうせなら自分に最も適した職場でありたいものです。

仕事が楽しくて仕方ない! と言う状態になれば、人生の半分以上は成功したようなものじゃないでしょうか。

楽しい事をして生活出来るわけですから…。

 

 

しかしそう願っていても、学校を卒業して初めて務めた会社では「自分自身どんな仕事が好きなのか」「自分に向いているものは何か」「どんなタイプの上司と相性が合うのか」など、わからない事だらけです。

仕事自体はどんなものでもしばらくやっていれば慣れますが、それが「自分に最も適している」かどうかは、いろいろな職場を見てみなければわからないと私は思うのです。

 

私は、学生時代のバイトを合わせると、今時点までで実に50回以上職を変えています。

さすがにこれは多すぎるので、この回数は正直褒められたものではありませんが、しかしこれだけの転職を重ね、いろいろな職場を見たからこそ、自分に最も適している仕事や環境は何か、がわかりました。

 

もしあなたが今の職場が自分に合わず転職しようと悩んでいるなら、「今の職場の何が合わないのか」「どんな事をやりたいのか」をよく考えて、転職する際はその部分に焦点をあてていけば転職先で悩まなくて済みます。

合わない部分や自分のやりたい事の分析は、細ければ細かい程良いでしょう。

 

私の例を少し挙げてみますと、こんな仕事が私には向いてて、やりがいを感じます。

・人と話をする仕事、接客業
・人に感謝される仕事
・パソコンやシステムに関わる仕事

 

 

ちなみに、私は体育会系の会社は苦手です。

もちろん人それぞれ好みがありますから、体育会系の企業が好きで、そこを探して転職される方もいるでしょう。

ようは、自分にとって居心地の良い職場で、やりがいのある仕事が出来るかどうかだと思います。

今の職場がどうしても合わないと感じているなら、思い切って転職を考えてみるのも良いと思います。

我慢して「自分はこのままで良いんだ」と自分に嘘をつき無理していては身体も心も壊してしまいます。

合わない人間関係に無理をする必要は全くありません。

 

 

やっぱり人間は、素直な心が一番です。

いろいろな事情があって簡単にはいかないかも知れませんが、せっかくの人生です、自分に嘘も隠し事もやめて素直な気持ちで行動してみては如何でしょうか。