会話の基本概念
会話は「言葉のキャッチボール」
普段から日常的に行われている「会話」。
一般的に、会話は「言葉のキャッチボール」と言われていますが、「意見の相互交換」とも言えるでしょう。
話が合わない事がある
会話がスムーズであれば良いのですが、問題は「話が合わない時」です。
お互いがムキになって自分の意見を主張、相手の意見を否定すれば、スムーズな会話どころか人間関係まで崩しかねません。
まぁそこまで大きな問題に発展する事は少ないと思いますが、せっかくの会話ですから、なるべく楽しいお話しにしたいです。
常識や考え方は人それぞれ違う
会話をする中で一番に重点を置いて欲しいのは
「常識や考え方は人それぞれ違う」
と言う事です。
生まれた場所も時間も、過ごした環境も違う人がまったく同じ意見を持っているとしたら、それは恐らく奇跡でしょう。ほとんどの人はみんなそれぞれ自分の常識や意見を持っています。
自分の常識で「こうに違いない!」と決めつけるのは、会話をするにあたり非常に危険な行為です。
また、相手の意見を「そんなハズはない!」と一方的に否定するのも非常に危険です。相手は別に嘘をつこうとしているワケではなく、本当にそう思って話をしているので、仮に「違う」と思っても
「私の意見とは違うけど、そう言う意見もあるんだね」
と言うスタンスでいた方が無難です。
上記を踏まえて、会話をする時にポイントとなる2点を紹介します。
- 主観である事を先に宣言する
- 相手の意見を否定しない
以下に詳細を記述します。
主観である事を先に宣言する
自分の意見を述べる時は、まず最初に「主観である」事を宣言します。
「私はこう思うけど、実際はどうなのかな」
「私はこう思っているけど、君はどう?」
などです。
「絶対的な意見ではなく、私個人の考え方」であると先に宣言する事により、意見の押しつけ感がなくなり会話がまろやかになります。
相手の意見を否定しない
相手の意見を否定する行為は、相手そのものを否定する事にもなりかねないので、大変危険です。
仮に「そんな事は絶対にありえない!」と思っても、それは相手に伝えない方が良いでしょう。
逆に「そう言う考え方もあるのか」と、新しい発想を発見したと思えば、相手も傷つかないし、自分自身の見識も広まります。
何事においても、「決めつけない」「相手を否定しない」は考え方の基本になると、私は考えています。