レントゲン写真にて、心臓と肺の堺に「怪しい影」が…

こんにちは、Seanです!

40歳を過ぎると国から健康診断を受けられるようになり、私も今年で4回目の検診を受ける事になりました。

今年は事業改革やら引っ越しやらで何だかバタバタしてて、なかなか行けなかったのですが、先日少し時間が空いたので重い腰を上げて行ってきました!健康診断。

 

引っ越した先のすごく近くに、インターネットでもわりと評判の良い病院があったので、そこで診てもらう事にしました。

 

人によって受けられる項目は違うっぽいのですが、私の検診は「大腸がん」がメイン。 これは今までも受けて来たので、もう慣れたものです。

大腸がんの検査は、いわゆる検便を提出するだけで終わりなのですが、健康診断なので、他にも身長体重測定や血圧計測はもちろん、尿検査、レントゲン写真、また採血や心電図測定もあります。

これまた今までと一緒なので、のほほ~んとした気持ちで検診を淡々と進めていました。

 

で、すべて終わった後の先生との問診。

 

呼ばれて入った問診室には、初老の優しそうな先生が座っていました。

 

「国の検診はいろいろ聞かなければいけない事になっていますので、細かい事をお聞きするかお知れませんが、よろしくおねがいします。」

 

と先生の言葉。

 

まぁそりゃそうでしょうね。検診なんだから、なんでも聞いてちょーだい!

 

「家族や親せきでがんになられた方はいますか?、いわゆる、がん家系と言われた事はありますか?」

 

「がん家系と言われた事はありませんが、母方の親せきで肺がんが一人、他にもがんで亡くなった方います」

 

「肺がんですか…」

 

「…?」

 

「これも、聞かなければいけない事になっているのでお聞きしますが… ここ最近で、咳が止まらなかったり、淡に血が混じっていたりした事がりますか?」

 

??何で体調の質問をするのに、こんな前置きをするのかな??

 

「全くありません」

 

と、私の回答。

 

 

「そうですか、わかりました。 これが先ほど撮ったレントゲン写真になります。」

 

ふむふむ

 

「肺全体を見てみると、これこれこういう感じで、異常はないですね。」

 

ふむふむ、まぁそうでしょうね。

 

「なのですが、私、一つ気になるところがありまして…」

 

ほほう、一体なんざんしょ?

 

「ここが心臓です」

 

ふむふむ

 

「で、これこれこうなって、ここが心臓と肺の堺目になるのですが…」

 

そうですね、そこはまさに肺と心臓の境目ですね

 

「で、この部分を見ていただきたいのですが、何かここにあるんですよね」

 

 

 

 

 

 

え?

 

 

 

 

 

 

「変わった心臓の形をしていて、これは心臓の一部かも知れないのですが、心臓との境目にあるので、もしかしたら肺に何かあるかも知れないです。または、例はあまりないのですが、心臓に腫瘍ができている可能性もあります」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心臓に腫瘍???(・ω・)ノ

 

 

 

 

 

 

なにー!!! それって、ようするに、いわゆる、何というか、

 

 

超ヤバイ状況なのでは???

 

 

 

「脅かしてしまって申し訳ありません、ただ悪性の場合はこういう形にはならないので、がんではなさそうです。。しかし、何かがあるのはほぼ間違いなさそうなのですが、それが、肺にあるのか心臓にあるのか、レントゲン写真ではわかりません」

 

 

 

 

 

 

がっちょ~ん!

 

 

 

 

 

なんかとんでもない事になって来たな…( ;´Д`)

 

と言うことで、もっと詳細を見るため、CTスキャンと言うのをやりました。

 

CTスキャン、何やらドラマとかに出てきそうなたいそうな装置…

 

心臓と肺の堺にある良くわからない物体… この正体やいかに!?

 

 

結果が出まして…

CTスキャンの結果が出るという日に、結果を聞きにいきました。

もうドッキドキです。

ガンではないと言っていたのですが、正直40歳を超えるとなんかデカい病気もするんじゃないかと思って覚悟はある程度していきました。

もちろんドッキドキですけど!

 

結論として、「肺と心臓の堺に何かがある!」と思われていたのは「下大静脈」と言う、心臓の一部でした。

身体全体から集まって来た血液を心臓に送る最後のパイプの事みたいです。

この「下大静脈」が、他の人よりもデカいって事らしいです。

通常、大きくても直径20mm程度と言う事なのですが、私の場合この下大静脈が約30mm。

これって、結構デカいらしいです。。。

コレがデカいと「破裂」の心配があるかもって事で(マジかいな)、先生は心配になっていろいろな文献を調べて下さいました。

それによると、今までで下大静脈がちょーデカかった人で40mmとか50mmとかの人もいたらしいですが、それらの人も今まで特に問題が生じた事がないって事でしたので、私の場合も問題ないだろうとの事でした。

 

とりあえずは一安心…

 

ただ、特に心配する事はないと言う事でしたが、毎年大きさが変化してないか一応チェックした方が良いかもって事で、来年またレントゲンで確認してみます。

 

と言う事で、今回は問題なかったですが、我々の年齢になるといつ何がどうなるかわからないので、今回の件はいろいろ考えるところがありました。

やれる事を全力で! ま、それはいつもやってるか…